ぐんまRuby会議01に行って来ました。
ちょっと遅れましたがレポートです!
出発
2013.03.09 高崎市総合福祉センター、ぐんまRuby会議01に行って来ました。
当日はとても良い天気で、上着が要らないくらい暖かかったです。 その日は夜に新宿に行く用事があったので、お得なウィークエンドパスを利用し、新幹線で移動しました。
ぐんまは新潟の隣県なのでたまに訪れていましたが、高崎は初上陸。 高崎についてからは、循環バス「ぐるりん」の色にビビりつつ、バスで会場まで向かいました。
ランチセッション
ランチセッションは登利平の鳥めし弁当をみんなで食べました。 柔らかい鶏肉と、ご飯とよく混ざったタレが美味しかったです。 包装紙は綺麗に剥ぎ取り、食べ終わったら同じ状態に戻すのが正式な作法らしい。
案外早く食べ終わってしまったので、本編が始まるまで施設内を散策したり、のんびりしたりしてました。
講演
そしていよいよ本編開始!
※講演のレポートで力尽きました。すみません(;´Д`) 群馬のお話、LT、ゆRubyは後日追記するかもしれません。
Mad Web Programmer - Yuguiさん
Yuguiさんからみた世界です。(ぐんまRuby会議01で発表した)
Webのソフトウェアを書くことは世界を変える方法の一つであり、Rubyは効率よくそれを実現できる方法の一つ。では、なぜ世界を変えるのか?というお話でした。
性同一性障害のような、希少事例は今までモデリング上の欠陥として扱われてきた。しかし、Webはそれを変えた。情報の欠如を解決し、希少事例でも確実に見つけられるようになった。 Webは人を救える力を持ち、Webを開発している人間がしていることは、そういうことなんだ、ということがとても印象に残りました。
ここまで自身の内面にまで踏み込んだ発表は初めて聞いて、心打たれました。
最後に「必要なのは多産多死であり、それを実現しやすいのはRuby。もしかしたら死ぬ方にいるかもしれないが、それも進歩のための大きな流れである」と聞いて。進歩していけるのであれば、死ぬ方にいるのも悪く無いかなあと思いました。進歩できないのが一番怖い。
プログラマー - 須藤さん
須藤さんから見た世界です。(ぐんまRuby会議01: 「プログラマー」 #guruby)
須藤さんにとって、Rubyは応援したい言語。 自分が必要に感じたり、作りたいと思った時にRubyを使い、それを周りに公開することで貢献してきたそうです。
「同じ事で躓く人を少なくしたい」というのが、須藤さんのプログラマとしてのベース。 そのためには、問題を回避せず、原因を直すことが大事とのことでした。
あるべきものを、あるべきように。楽だからといって逃げていると、他の人も回避するようになる。 回避し続けた結果は日々仕事で痛いほど味わっているので、その言葉はずっしりと来ました…。
だからこそ、直すことのできる「フリーソフトウェア」。 仕事でも、できるだけ公開できるようにしているとのことでした。
サラリーマン - 大場さん
大場さんから見た世界です。(Salaryman by Koichiro Ohba)
2回の転職を経て、サラリーマンとしての大場さんの生き方のお話でした。
コードが書ければどこでも良いと考え、就職先は地元企業へ。しかし、色んな意味で黒歴史になってしまった…。 ペアプログラミングならぬトリオプログラミング(3人で24時間の意)という手法に変な笑いが出てしまいました。
コードが書ければどこでも良い、わけではない!
伸びている領域ではバズワードが発生する。 バズワードの中から、どれを選択するかって、重要だけれど難しいです。 そのために色んな人の話を聞いて、自分なりに考えていくってのは大事ですし、楽しいですよね。
ふりかえり
最後に、参加者でのふりかえりがありました。 参加者の3席のみ、座席の裏に紙が貼ってあり、その質問に答えるというもの。 まさか当たるとは思わなかったです…。
明日からどうRubyに向き合いますか
という質問でした。難しい。
「初心者なりにとにかくコード書いて、Webサービスも作りたい!」みたいな感じで答えたような気がします(緊張して覚えてない)
今思えば、うすっぺらい!全然ぐんまで得たことが言えてなかったですね。
新潟も群馬と似たようなところがあり、コミュニティ活動も少なければ、僕の地元のIT産業も元気がないです。Ruby勉強会もないですし、首都圏とも距離があります。
そんな中で、自分がプログラマとしてどう生きていくべきなのか? 今後キャリアを積み、最終的には地元に還元したい。でもそうするために、経験値をもっと積みに行くべきなのでは?
Rubyとの出会いは自分の視野を広げてくれた。では、その先は?
明日からRubyと向き合っていくために、自分の方向性を決めたいなあ、なんて思ったのでした。